11.3
あんだけ楽しみにしてた祭りも
あんだけ楽しんでた祭りも
終りゃまた何でもない日になってって。
またひっそりといてもいなくても
わからんような存在で
適当にぷかぷか浮いていて、
そんで忘れられてくんだろうなって。
午後2時、夜勤休憩。
働かなきゃ来週食ってけない。頑張らなきゃ。
夜勤のために早めに帰らんきゃならない。帰らなきゃ。
ライブ、練習、レコ発、頑張らなきゃ努力しなくちゃあれスタジオ予約とったっけ。
そんなこんなして、一人束の間の暇を得て見る
楽しそうな人たち。
あれ、自分どっか間違ったっけ?
楽しいことは好き
自己愛なんて高めマシマシ
接してくれる人、だーいすき
求めてくれる人なんか、もっともっと好き
そのためにやってることって、もしかしたら
それらみんなを遠ざけてる?
どう見たってうまく生きてるとは言いがたいけど
それでも○○○○○○は幸せそうだ。
バカだなぁって思いながら
やっぱりどこか楽しそうに見えるそれは
いつしか自分が置いてきたそれだ。
それを求める自分はきっと
そいつよりは大馬鹿だ。